2017年 第34回日本管打楽器コンクール

オーボエ部門

◆第一次予選
<課題曲>
J.S.Bach:Partita BWV 1013より Allemande [出版社:指定なし]
※g-moll,a-moll どちらでも可。
※最後の音はオクターブ下でも可。また繰り返しのある版は繰り返し無し。

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
<課題曲>
E.Bozza:Fantaisie Pastorale [出版社:指定なし]

<選択曲>
①J.S.Bach:Sonate g-moll BWV 1030b (ピアノ伴奏)[出版社:指定なし]
②R.Schumann:Drei Romanzen [出版社:指定なし]
③A.Doráti:Duo Concertante [出版社:指定なし]
④A.Ponchielli:Capriccio [出版社:指定なし]
⑤B.Britten:Six Metamorphoses after Ovid [出版社:指定なし]
⑥G.Silvestrini:Six Études pour Hautboisより 1,2,4,6 [出版社:指定なし]
⑦北爪道夫:歌う葦(Reeds Singing a Song) [出版社:指定なし]
⑧保科洋:祈り そして 戯れ~光のもとの~ [出版社:指定なし]

「注意事項」
・上記の課題曲、選択曲の中から1曲を選び、課題曲、選択曲の順序で演奏すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
W.A.Mozart:Konzert C-dur KV314 全楽章 [出版社:指定なし]

「注意事項」
・暗譜で演奏とし、ブラインド審査無しとする。

サクソフォーン部門

◆第一次予選
<課題曲>
E.Bozza:12 Études-Capricesより No.1,No.6 [出版社:Leduc]
※No.6,No.1の順序で演奏すること。

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
課題曲審査の結果後、通過者のみ選択曲審査へ進めるものとする。
<課題曲審査>
J.Ibert:Concertino Da Cameraより Ⅱ movement [出版社:Leduc]

「注意事項」
・暗譜で演奏とし、ブラインド審査無しとする。

<選択曲審査>
下記の選択曲の中から1曲を選び演奏すること。
①J.Rueff:Concertino [出版社:Leduc]
②W.Albright:Sonata [出版社:Peters]
③M.Shrude:Renewing The Myth [出版社:Lemoine]
④野平一郎:Arabesque Ⅲ [出版社:Lemoine]
⑤西村朗:Water Shadows [出版社:全音楽譜出版社]
⑥棚田文紀:Mysterious Morning Ⅲ [出版社:Lemoine]

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
F.Martin:Ballade pour Saxophone Alto et Orchestre(1938)
                      [出版社:Universal]

「注意事項」
・暗譜で演奏とし、ブラインド審査無しとする。

パーカッション部門

◆第一次予選
<課題曲>
①J.Delécluse:Test-Claire pour Caisse claire seule [出版社:Leduc]
②H.Knauer:Kleine Trommel Schuleより No.25 [出版社:Friedrich Hofmeister]
※テンポLangsam と記されているが ♩= 60 で演奏すること。尚、装飾音符は全てSingle で演奏すること。
③C.Wilcoxon:The All-American Drummerより 136th [出版社:Ludwig Masters]
※♩=90で演奏すること。指定されたRudiment奏法で演奏すること。
④M.Goldenberg:Modern School for Xylophone Marimba Vibraphoneより
           56ページ Melody [出版社:Chappell/Alfred(改訂版)]
※Xylophoneで演奏すること。手順は自由、テンポはAndanteと記されているが ♩=96で演奏すること。

「注意事項」
・①②③④の順序で演奏すること。
・小太鼓は各自で持参し、Xylophoneは主催者側が用意したものを使用すること。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
<課題曲>
M.Cals:Quatre Inventions 全楽章 [出版社:Leduc]
※2楽章においては、Xylophone使用でも可。Marimba(5oct.)のみ使用でも可。

<選択曲>
①E.Carter:Eight Pieces for Four Timpani [出版社:Associated Music Publishers]
※No.4,No.1,No.8の順序で演奏すること。
②P.Nørgård:I Chingより Ⅱ,Ⅳ [出版社:W.Hansen]
③石井眞木:Thirteen Drums Op.66 [出版社:Moeck/Mannheimer Musikverlag]
④K.Stockhausen:Zyklus for 1 percussionist, Nr.9 [出版社:Universal]
⑤W.Thärichen:Konzert für Pauken und Orchesterより 2,3 [出版社:Bote&Bock]
⑥福士則夫:ソロ・パーカッションのための「グラウンド」 [出版社:音楽之友社]
⑦N.J.Živković:Generally Spoken it is Nothing but Rhythm 
                        [出版社:Musica Europea]
⑧北爪道夫:Side by Side [出版社:全音楽譜出版社]
⑨I.Xenakis:Psappha [出版社:Salabert]
⑩E.Kopetzki:Canned Heat [出版社:Southern Music]
※繰り返し無し 
⑪I.Xenakis:Rebonds a.b [出版社:Salabert]
⑫M.Feldman:The King of Denmark [出版社:Peters]
⑬K.Volans:She Who Sleeps With A Small Blanket [出版社:Chester Music]

「注意事項」
・上記の課題曲、選択曲の中から1曲を選び、課題曲、選択曲の順序で演奏すること。
・大型楽器に関しては主催者側が用意したものを使用すること。
(第一次予選の結果発表後、通過者は第二次予選の楽器セッティング等の打合せを行います)
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
A.Jolivet:Concerto pour Percussion & Orchestre [出版社:Salabert]

「注意事項」
・大型楽器に関しては主催者側が用意したものを使用すること。
(第二次予選の結果発表後、通過者は本選の楽器セッティング等の打合せを行います)
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。

マリンバ部門

◆第一次予選
下記の課題曲、選択曲(①②③の中から一つ選ぶ)の順序で2曲を演奏すること。
<課題曲>
M.Goldenberg:Modern School for Xylophone Marimba Vibraphone 39 ETUDESより
            ⅩⅧ(18番,76ページ) [出版社:Chappell/Alfred(改訂版)]

<選択曲>
①田中利光:マリンバのための二章より Ⅰ [出版社:全音楽譜出版社]
②三善晃:組曲「会話」より いつまでもくやしい、つじつまのあわない報告
                         [出版社:音楽之友社]
③E.Sammut:Four Rotations for Marimbaより Ⅳ 
               [出版社:Keyboard Percussion Publications]
「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆第二次予選
下記の課題曲、選択曲より1曲、自由曲の順序で、計3曲を30分以内に演奏すること。
<課題曲>
J.S.Bach:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調より フーガ [出版社:指定なし]
※出版社の指定はないが、原曲の音域で演奏すること。
※オクターブ低くしたり編曲版を使用しないこと。

<選択曲>
①安倍圭子:わらべ歌による譚章 [出版社:ショット・ミュージック]
②石井眞木:飛天生動 Ⅲ [出版社:Moeck/Mannheimer Musikverlag]
③一柳慧:源流 [出版社:ショット・ミュージック]
④権代敦彦:木はやはりなにも言わない [出版社:ショット・ミュージック]
※出版社よりインターネット配布されている5オクターブ版の選択も可。
⑤末吉保雄:マリンバのためのミラージュ [出版社:音楽之友社]
⑥三木稔:マリンバの時 [出版社:音楽之友社]
⑦三宅一徳:Chain [出版社:Beurskens Muziekuitgeverij]
⑧三善晃:トルスⅢ [出版社:音楽之友社]

<自由曲>
・マリンバのみによる無伴奏ソロ曲で出版されていること。
・選択曲にある曲を選んでも可。
・曲間のカットは認めないが、楽章の選択については可。
・第一次予選通過者は自由曲の原譜を必ず提出すること。

「注意事項」
・30分で演奏を止めるが審査には影響しない。
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。


◆本 選
A.Koppel:Marimba Concerto No.1(Revised Version 2015)[出版社:Norsk]
※カデンツァも演奏すること。

「注意事項」
・暗譜の必要性は無しとし、ブラインド審査無しとする。